昔からある、イメージがある。
辛いことは
胸の中にしまってしまう。
心という土壌にガラス片を埋めていくイメージ。
時間が経てばガラス片はずっとずっと胸の奥に沈んでいく。
地表からは見えない。
だから一見私は穏やかに見える。
だけどガラスは土に帰らない。
見えないふりをしてるだけ。
気付けば私を再び傷つける。
私はいつも私に麻酔をかけている。
知らないふり、見えないふりをするために。
本当に辛いことは、
口に出すのも嫌なので
黙ってこの胸に埋めていく。
死ぬまで、ここにある。
死ぬまで、私は苦しみ続ける。
でもね、
このイメージをここに書けば
少し楽になるよ。
私は私を確認したいんだと思うよ。
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